人文科学年報

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第40号~


第55号(2025年)

共同研究論文
大浦誠士「『万葉集』巻十六、穂積親王歌の解釈ー『歌集』のテキスト構造ー」

個人論文
東裕美「英語の指示代名詞と接近可能性2」
王伸子?斎藤達哉?金子里美「キリスタン資料は音読できたかーリーダー教科書としての天草版『伊曾保物語』『平家物語』ー」
塙武郎「デンバー公共交通公社とトランジットモールの「交通自治」ー2004年「ファストラック」採択の意義ー」
福山文子「2023OECD報告書から見た外国人児童生徒教育の課題と可能性ー公正と包摂を起点とする教育へ向けてー」

第54号(2024年)

共同研究論文
伊藤博明「一遍と奇瑞—紫雲と天華をめぐって」

個人論文
石川達夫「全体主義と笑い—現代チェコ文学における笑いの諸相と構造—」
片桐一彦「早期に英語に触れるもしくは教育を受けておくことの語彙サイズへの影響を階層ベイズモデルで分析:片桐(2019)の追加分析」
佐藤由美「興文中学校と朝鮮人『留学生』—昭和戦前期の中等教育機関の一側面」
須田淳一「古代日本語の有機所有接辞と非有機所有接辞」
角田真紀子「コロナ禍による学修環境の変化を体験した大学生のメンタルヘルスの比較」
福山文子「『足球365比分_365体育投注-直播*官网の日本型学校教育』を担う教師の養成?採用?研修等について(答申)』の課題—外国人児童生徒へのまなざしと共生社会のあり方に着目して—」
三河雅弘「古代の額田寺における地図作成」

お詫びと訂正
 本号掲載の論文、石川達夫「全体主義と笑いー現代チェコ文学における笑いの諸相と構造ー」の92頁において、誤りがございました。

[誤]
  ②の縦の眼差し
  (92頁内に2箇所)

[正]
  ②の横の眼差し

 以上のように訂正し、ここに謹んでお詫び申し上げます。

第53号(2023年)

共同研究論文
出岡 宏「蘇民将来符の淵源をめぐって」
杉田このみ「ドキュメンタリードラマ表現の萌芽を探る-NHKラジオ草創期『ラヂオ風景』を中心に-」
ポーシャック, ジョセフ W.、池尾 玲子、宮田 宗彦「ストーリー理論を用いたコミュニケーション教育」

個人論文
伊藤博明「オカルト的タロットの黎明(二)-ド?メレ「タロットについて」-」
井上幸孝「『メキシコ征服』再考」
片桐一彦「同期型オンライン授業に対する大学生の嗜好や反応に関する事例研究:ベイズ統計と量的?質的テキスト分析を用いて」
砂山充子「学童疎開の記憶を語り継ぐ-『バスク?チルドレン』の場合-」
角田真紀子「オンライン授業における教職課程履修者(大学生)のメンタルヘルスを考慮した授業の試み」
中村政徳「『ところ関係節』について」
樋口 淳「パリ公主と韓国仏教」
福山文子「「移動する子どもたち」と日本語教育の推進に関する法律-多文化教育政策の視点から見た可能性と課題-」
宮本 文「サロンの華から路上へ-フラヌールとしての後期のミナ?ロイ-」

お詫びと訂正
 本号の裏表紙に記載されている欧文目次において、誤りがございました。

[誤]
  The Rejected Princess and Korean Buddhism   Atsushi Higuchi[211]
  On “Tokoro-relatives”   Masanori Nakamura[241]
[正]
  On “Tokoro-relatives”   Masanori Nakamura[211]
  The Rejected Princess and Korean Buddhism   Atsushi Higuchi[241]

 以上のように訂正し、ここに謹んでお詫び申し上げます。

第52号(2022年)

共同研究論文
ポーシャック、ジョセフ W. 、池尾玲子、宮田宗彦「ストーリー理論を用いた語学教育」
中垣恒太郎「『リアリティTV』以降のドキュメンタリー表現の変容—モキュメンタリーにおける『リアリティ』の創出」

個人論文
伊藤博明「オカルト的タロットの黎明(1)—クール?ド?ジェブラン『タロット?ゲームについて』」
岡村陽子「専修大学心理教育相談室認知訓練教室の効果及び意義の検討」
佐藤由美「大正?昭和戦前期の中等教育機関と朝鮮人『留学生』」
下斗米淳「加熱式たばこの嗜好性は何か:紙巻きたばこ及び加熱式ブランド間の比較を通して」
田中正敬「関東大震災時の朝鮮人、中国人、日本人流言?殺傷事件についての公文書と民間記録—東京の記録から」
成田雅彦「ハナ?ダストンの肖像とホーソーンのスケッチ—インディアン虐殺、聖なる女性、マニフェスト?デスティニー」

第51号(2021年)

共同研究論文
伊藤博明「マルシリオ?フィチーノにおける音と音楽(2)」
中林隆之「古代橘樹郡?影向寺遺跡とその史的前提—屯倉?県と名代—」

個人論文
井上幸孝「メキシコ史研究と『クロニカ?メヒカーナ』」
川崎誠「『資本論』における『はじめのむずかしさ』」
中村政徳「日本語における間接疑問縮約と反間接疑問縮約の関係について」
塙武郎「ニューヨークの公共交通モビリティとハドソンヤード再開発」
松下知紀「『農夫ピアズ A, B, C, Z Versions』パラレル?テキスト?第一歌」

第50号(2020年)

共同研究論文
伊藤博明「マルシリオ?フィチーノにおける音と音楽(1)」
金子洋之「音楽は情動を表出するか」
田中禎昭「橘花ミヤケにおける氏族の動向—物部?刑部?飛鳥部吉志—」
野口武悟、竹内智晴「地方公共団体における鉄道文化資源保存の実際—茨城県石岡市を事例として—」

個人論文
岡村陽子「VRを利用した遂行機能検査の現状と展望:日本版 the Jansari assessment of Executive Functions の検討」
川崎誠「『論理的構文論』の実際—『資本論』冒頭を例に—」
斎藤達哉「変体仮名の効果的習得法に関する考察」
ロジャー?ジャネリ、任敦姫、樋口淳、中西康貴訳?解説「韓国農村の祖先祭祀と資本主義的産業化」
松下知紀「『農夫ピアズ A, B, C, Z Versions』パラレル?テキスト?プロローグ」

第49号(2019年)

共同研究論文
伊吹克己「雑音について」
野口武悟「日本における鉄道遺産の保存と活用-地方公共団体を対象とした質問紙調査を通して-」

個人論文
石塚久郎「“Splendida bilis”-ウォルター?スコット、胃痛、胆汁、カロメル薬-」
川崎誠「言語事実と論理-『論理的構文論』による読解-」
田中禎昭「八世紀における戸主の任用と年齢秩序-大宝二年御野国加毛郡半布里戸籍の検討-」
中村政徳「最大削除制約効果における言語間の差異」
西口拓子「『ヘンゼルとグレーテル』の類話について」
八島純「『的』の接尾辞付加に関する覚書」 第48号(2018年)

第48号(2018年)

共同研究
寺尾格「「越境」するドイツ現代演劇―ゲーテ『ファウスト』のニコラス?シュテーマン演出(2011年)について」

個人論文
伊藤 博明「セッサ?アウルンカ大聖堂におけるシビュラ像について」
井上 幸孝「サパタ?イ?メンドサ『高貴なるトラスカラ市の年代史』に関する一考察」
川崎 誠「なぜ『資本論』は『大論理学』のように見えるのか?」
佐久間 由梨「オバマ時代のポピュラー?ミュージック(1)―レディ?ガガの“Born This Way”とマックルモアの“Same Love”にみる性的マイノリティ表象」
恒木 健太郎「【資料報告】日本学をめぐる「對獨文化工作」の動向─「全獨日本人文化事業關係者會議ニ關スル報告書」(1936年)について」
松下 知紀「LaglandとMalvern」
宮田 宗彦「人工言語学習におけるインプット頻度、分布、プレゼンテーションモードの影響について」
第47号(2017年)

第47号(2017年)

共同研究
高久 健二「川崎市蟹ヶ谷古墳群の発掘調査と神庭遺跡」
寺尾 格「罵倒のかなた—トーマス?ベルンハルトの『伐採』とクリスチアン?ルパの演出—」

個人論文
コルバート?カーニー、道家英穂訳「アフリャン?ナマルヴ(死者たちのミサ)オーン?オトゥーリシュク」
川崎 誠「ソシュール『一般言語学講義』の論理」
高橋 清德「中世パリにおける学生用の『辞書』(ヨハンネス?デ?ガルランディア著)について―諸職業についての初期的記述を中心に―」
中村 政徳“Elidability and Interpretation”
西口 拓子「『教育雑誌』に発見されたグリム童話の明治期翻訳の底本について」

第46号(2016年)

共同研究
土生田純之「川崎市蟹ヶ谷古墳群の発掘調査」

個人論文
荻原幸子「アメリカの公共図書館における図書館委員会の意思決定-図書館関連雑誌の記事に見る近年の状況-」
川崎 誠「言語事実と論理-ウィトゲンシュタイン、ソシュールに出会う-」
寺尾 格「フィリップ?レーレの反資本主義的カリカチュア-グローバル化に対峙するドイツ演劇テクスト-」
中村政徳 On MazElide
貫 成人「コンテンポラリーダンスの身体とヨーロッパ諸都市の文化構造」
嶺井正也「インクルーシブ(包摂共生)教育の国際動向~概念を中心に~」
宮田宗彦 Input Frequency and the Leatning of L2 Morphology

第45号(2015年) 

共同研究
伊吹克己「「芸」が成立するとき」
樋口博美「ものづくり産地のしくみと技能伝承の変容と現状-山中漆器産地の高齢期にある職人の生業とくらしから-」

個人論文
石塚久郎「「ああ暑い、それは太陽のせい」-熱帯気候における白人の身体」
岡村陽子「高齢高次脳機能障害者のQOL及びウェルビーイングに影響を与える要因」
川崎 誠「ヘーゲル、マルクス、ソシュールそしてウィトゲンシュタイン(1)-「論理的構文論」による「ムーア」読解-」
鈴木丹士郎「「舞馬の難」の受容経路-『通俗忠義水滸伝』と曲亭馬琴の場合を通じて-」
仲川裕里「韓国の早期英語留学の動向と現状」
野口武悟?中和正彦?成松一郎?植村八潮「電子書籍のアクセシビリティに関する実証的研究(Ⅱ)-携帯型汎用端末による視覚障害者の自立的な読書の検討を中心に-」
松下知紀「『農夫ピアズ』写本アーカイヴ」

第44号(2014年) 

共同研究
出岡 宏「「道成寺縁起絵解き」をめぐってー〈かたり〉の場についての試論
荻原幸子「「エネルギー?環境の選択肢に関する討論型世論調査」に関する新聞記事の動向」
小山太一「和服のめりけんじゃつぷ、アメリカを訳すー翻訳家としての谷譲次/牧逸馬」
砂山充子「ラーフェンブスリュックのスペイン人女性亡命者」
馬場純子「地方都市における暮らしの変容と実態についての研究ー伝統産業に従事する人々の高齢期の生活について福祉の側面から探る(その1)-」

個人論文
大久保街亜「裏切り者の魅力的な微笑み:信頼ゲームを用いた再検討」
川崎 誠「ウィトゲンシュタインの「ポイントがわかる」ためのノート」
櫻井文子「都市型コレクションの有用性 19世紀フランクフルトのゼンケンベルク自然誌博物館を例に」
中村政徳「日本語の分裂文について」
西口拓子「岡本帰一に影響を与えたドイツの挿絵画家たちー『グリム御伽噺』を例にして」
野口武悟?植村八潮?成松一郎?松井進「電子書籍のアクセシビリティに関する実証的研究(Ⅰ)-音声読み上げ機能の検討を中心に-」
松下知紀?寺沢憲吾「専修西洋者写本MS1『ポリクロニコン』と「単語単位」認識プログラム」

第43号(2013年)

共同研究
山田健太 「3?11を新聞はどのように伝えてきたか」
松尾容孝 「移動職能集団木地師の活動とそれを支えるメカニズム」
桃尾美佳 「自分だけの部屋ー"A Painful Case"に見る不在の詩学」

個人論文
伊吹克己 「神道の脱構築 : 折口信夫「神道概論」講義」
鈴木丹士郎 「「平産」から「安産」へ」
土屋昌明 「長安の太清観の道士とその道教ー史崇玄と張萬福を中心に」
大久保街亜 「視線?不安?恐怖:視線手がかり法による検討」
川崎誠 「「ノルウェーでムーアに対して口述されたノート」?読解(1)」
中村政徳 「日本語における節の削除について」
根間弘海 「江戸時代の行司の紫房と草履」
水上和則 「杭州出土の曜変天目」

第42号(2012年)

共同研究
石塚九郎 「膜と壁の解剖-ファイバー?ボディとバロキスム」
井上幸孝 「植民地時代メキシコにおける西洋文化の導入とナワトル語訳『イソップ寓話』」
国田清志 「専門科目教育にかかわる留学生の日本語教育ー簿記の学習状況の観察から考えるー」

個人論文
松尾容孝