三河 雅弘 |
前近代日本の景観と地図を主な研究対象にしています。歴史資料(古文書?古記録?古地図)や遺構?遺跡などを地理学的な視角から分析し、当時の人々の生活した場や行動そして考え方について研究しています。現在から近い時期を対象とする研究と異なり、資料が限定されますが、歴史学?考古学?民俗学の方法や成果を取り入れ、研究の進展を目指しています。
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松尾 容孝 |
人口希薄な農山村を2側面から研究します。1つは、学際的研究成果を摂取して歴史的な農山村の地域〈群〉構造の研究を深めます。他方は、グローバリゼーションやシティ?リージョン化が進行する現代の農山村地方生活圏の実態を把握し、それに代替する持続可能な地域の形成を探求します。
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江崎 雄治 |
地域の持続可能性を議論する際、人口変化に関する考察は不可欠です。その際に大事なことは、自然増滅と社会増滅、両方の変化を十分に踏まえることです。私の研究室では、出生?死亡?転入?転出の変化とその要因について深く学んだ上で、地域の人口に関する見通しをしっかりと提示できる人材を養成するよう、心がけています。
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長尾 謙吉 |
都市?地域計画については、経済活動と生活に関する政府の役割を検討したうえで、国家スケールと都市や都市圏のスケールにおける地域計画制度の特質を理解し、計画の意義と問題点を考察します。
また、経済立地については、地球規模(グローバル)のスケールからローカルなスケールにおける各種経済活動の立地動態と地理的不均等発展について考察します。 |